タンザニアでバス強盗に合いました!!
旅行や海外生活で怖いのが強盗や盗難による被害だろう!
外務省の通知や旅行者ブログ等で犯罪の有無や概要は聞いていたので気をつけていた。そんな僕でもまさかの10/23にバス強盗にあった為、状況と手口を共有する。
盗難概要!
場所・バスの車内(タンザニア:モシ→カハマ)
時間・20017,10/23の現地時間17時ごろ
手口・睡眠薬入りチョコレートによる昏睡
被害合計・現金300ドル程度、ノートパソコン、外付けハードディスク、ペンタブ、モバイルバッテリー×2、免許証、パスポート、筆記用具、スマートフォン(iPhone 6S)
まず状況だがタンザニアからルワンダへ陸路での入国を計画していた為、国境の町カハマへの長距離バスにモシ(キリマンジャロ山の麓の町)から乗り込んだ。朝6時発、夕方着の10時間程度の移動だ。
盗難時状況!
バス車内は6割程度の乗車率。アフリカでは満車でないと出発しないものもあるがタンザニアは比較的時間通り出発する為、空席が目立つ。
僕の座席は下の図のように2人席の通路側で隣にはタンザニアの女性の方が座っていた。
時間が長い為、イヤホンでラジオを聴きながら乗っていた。
空席に移り、より広いスペースで過ごすことも考えたが後からそれを理由に追加の金額等催促されるのも嫌だった為そのままの座席で過ごした。
バスは順調に進み午後を過ぎたあたりで自分の斜め後方の席で70代に見える男性からゆとりのある3人席に来ないかと言われた。
現状の席で狭い思いをしていた為、そちらの方がいいなと思ったのでその高齢男性の勧めに応じ3人席の窓側に座った。またその男性は一つ席を挟んだ通路側に座った。
いくぶんスペースができたのでだいぶ満足し男性にお礼を言い、少し会話をした。とても良い人そうで親切な方という印象。
日本人であることを明かしたら安倍晋三を知っているなどと話がはずんだ。
そんなこんなで時間が過ぎ休憩地点でお菓子を買ったのでその男性にあげた。こういったことはよくコミュニケーションとして良くやっていた。
またしばらく時間が経過し夕方になるころその男性から先ほどのお菓子のお礼だとチョコレートを貰った。お礼をいい包みから取り出し食べた。
しかし、そのチョコレートには睡眠薬が入っていたらしくしばらくして気を失った。
気付いた時にはカハマの政府が運営する病院のベッドの上で点滴がされていた。
持ち物はポケットの中に財布があるだけであとは全て無くなっていた。
後から看護師に聞いてみたところバスのスタッフがアジア人がバスの中で気を失っているのに気づき、警察に引き渡し、病院まで連れていってくれたのこと。
看護師の迅速な手当てのおかげで翌日にはだいぶ回復した。
また、病院に病人の付き添いで来ていたタンザニア人大学生がスマートフォンを貸してくれて大使館にビザの取り方や保険会社に現地で取るべき書類、また知人や家族に連絡をした。
現地ではポリスレポートを取得し、大使館での報告と保険会社に保険申請する際の証拠とした。
カハマの病院には結局3泊した、治療費と宿泊費はいくらか聞いたところ不要だと言われた。外国人だから要らないと言われたが本当は払ってくれたのかもしれない、本当に頼れる優しい看護師さん達で、つくづくタンザニア人が迷惑かけて申し訳ないと言ってくれた。感謝!!
その病院はまさに野戦病院のようで毎日、交通事故、マラリア、急病、様々な理由で多くの人が運び込まれた。
そして三畳程度の入院部屋の中には水たまりがあったり、蚊が多かったりと環境は決してよくなかったが看護師さんたちの腕とホスピタリティが何よりそこの病院の全てであった気がする。
幸い財布だけはあったのでクレジットカードがありお金を下ろせた為、最低限の荷物を買い、パスポート申請のためダルエスサラームに戻る計画を立てられた。
看護師の方々、じぶんの両親が危篤にも関わらずスマートフォンを貸してくれたりアプリで遊ばしてくれて気を紛らわせてくれた大学生のジョハン、友達2人が入院してた為来ていたカハマの高校生、持ち物と健康を害したが彼らのおかげでタンザニアを好きになったし、また来たいと思った!
持ち物は財布を除きなくなったが!笑、保険で大半が戻るのでまあいいやと開き直れた。
保険は大事!
日本を出る前は保険とかいらないかなとか事故や病気にはかからないだろうとか思ってたが、保険があって本当に良かった!これがなければ再起不能だったかもしれない。
実際僕は保険会社に任意で加入するものでなくクレジットカードに付随する保険だったので実質無料だ。ただこれでもだいぶ安心感が違う!これについてはまた後日ブログに書くが、保険を安くする、無料にする裏ワザみたいなのがある。
以上!今回の事件の経緯でした!
一つ言えるのはその国で流行の手口がある、例えば今回のチョコレートに睡眠薬が入っているのもそうだ。
タンザニア人看護師いわくよくあるパターンとのこと。
エチオピアでは唾をかけられてそれに対して謝ってくると当時にタオルを渡され、それて拭いてるとその瞬間に盗難されるものもある。
僕はエチオピアで歯磨き粉みたいなものを路上で吐き出され、タオルを差し出されたがその手口を事前に知っていた為、受け取らず防げた。
手口を知ることで、あ!これ見たことあると思えれば防げます!
有益な情報となれば幸いです!