僕が感じたマラウイのちょっと面白い文化と行動のまとめ

マラウイと日本ではカルチャーが全く違う。

マラウイで生活をしていると1日に何度もツッコミを入れてしまう。

しかし特殊なマラウイ人の行動も最近では慣れて来た為、あまり面白くなくなってきた。

しかし、マラウイの事を知らない方ならきっと面白いであろう行動がいくつかあるので、紹介する事にします。

バスは満席になるまで出発しない

マラウイにはミニバスと呼ばれる車がある。

大体がトヨタのハイエースや日産のキャラバンのようなバンである。

これはマラウイ人の移動手段として大いに活躍している。

このミニバスは1回乗ると大体200クワチャ~300クワチャ(30円~50円)くらいである。

とても安いし、どのエリアにでもアクセスができる。

しかし、このミニバスも厄介な点がある。

満席になるまで出発しないという事だ。

マラウイではガソリンが800MKW / L(123円/L)で日本並みに高い。

ガソリンはマラウイでは高級品なのだ。

しかもマラウイの車は10年〜30年落ちがほとんどなので燃費が悪くミニバスの運営者は採算が合わない。

その為、満車にして乗客数を増やさないと出発できない。

ハイエースの満席と聞いてどれくらいの乗客数を想像するだろうか。

ちなみに日本で定められているハイエースの最大乗車人数は10人である。

しかし、なんとマラウイでは18人が乗車する。

乗車というか人と荷物をとにかく押し込めるという表現が正しいかもしれない。

 

日曜は何がなんでも必ず教会に行く

 

先日、日曜日にレストランに行った。

いつも通り、チキンとライスを注文すると何故かその日は「自分の肉は自分で焼け!」と怒られた。

イラっとしてしまい「こっちは客だぞ!ちゃんと仕事しろ!」と怒鳴り気味で言った。

そうすると「俺も客だ!!!!」と怒鳴られた。

全く訳がわからなくなり、理由を聞くとその日はオーナーが教会に行っていて不在の為、全てセルフサービスになっているとの事だった。

周りをよく見渡してみると確かにマラウイ人が自分の肉を自分で焼いていた。

教会はマラウイ人にとっては憩いの場所になっている。

Exif_JPEG_420

ただ礼拝をするのではなく、友人や家族と合ってコーラで乾杯したりお互いの日常について話をする場所になっている。

マラウイ人のコミュニティはここでできていると言っても過言ではない。

 

走り方がオカマっぽい

 

マラウイ人は運動神経が良い。

サッカーは誰がやってもそれなりに上手いし、体力もある。

しかし、欠点もある。

走り方がオカマっぽいのだ。

腕を横に振って、歩幅が狭い。

マラウイ人は外国人を見るとテンションが上がり、追いかけてくる人がいる。

慣れていない頃は、怖い顔をした、体格の良いマラウイ人が、オカマっぽい走り方をしながらこっちに向かってくるので、全力で逃げた事もあった。

しかし、月日が経って理解する事ができた。

それがマラウイ人のスタンダードな走り方なのだ。

しかも理由もある。

マラウイ人は基本サンダルを履いているので、靴に比べると、歩幅を大きくして走る事ができず、どうしても小走りになるらしい。

そしてアスファルトが陥没していたり、水溜りが道路にたくさんあるので、それを避けながら走るのには、腕を横に振った方がバランスが取りやすいらしい。

(本当かはわかりません)

いつか動画アップしたいと思います。

以上、マラウイ人の少し面白い習慣でした。